私にとって今回の世界選手権は初海外であり、初めての外国人との試合でした。
出場にあたり、海外での試合を経験された方々からいろいろなアドバイスを受け大変勉強になりました。
私の相手はウクライナで、先に腕を持たれ技をかけられの繰り返しで組めず防戦一方になり、結果4分55秒0-15でテクニカル一本負けでした。
試合後一番に思ったのが「全く自分の形に出来なかった。」でした。
力が強い、こんな技をやってくるなどアドバイスは受けていましたが、実際やってみるとイメージ以上で対応出来ず、経験、実力不足を痛感しました。
今となっては出てきますが、数日間反省点が思い浮かばないほどの完敗でした。
海外は日本とこんなに違うのかと思い知りました。
今回残念な結果に終わりましたが、とてもいい経験になり、また世界選手権というオリンピック選手が出場するような大会に日本代表として出場できたことはとても嬉しく誇りに思います。
第36回世界サンボ選手権大会57キロ級第11位
SKアカデミー 鈴木岳男(川口市在住)