10月に入り食欲も湧いて肥え易くなってきました。
サンボに携わる皆さん 体調は大丈夫でしょうか?
何故か昔から日本のサンボは比較的平均年齢が高め:D の傾向がありますね。
若い頃には気にしなかったご自身の体調を制御、管理することも 練習の一環として共にに気を付けてまいりましょう。
現役選手の年齢層の幅が広いことは素晴らしいことだと個人的には受け止めております。
日本サンボの特徴とも言えるでしょう。
さて、以前のブログで紹介させて頂いた文献の中に このおじさま達が希望を持てるようなゴールドな言葉があります。
”連続技について”の欄で「ある技に必ず関節をプラスして行く連続を持っていると大変楽です。」
「技術の応用を覚えれば、わりと高年齢にもサンボは出来るものだと思っています。」
とあります(8月20日付ブログ)。
日本のおじさま選手達が試合で勝つ為のヒントが昭和52年に既に与えられているのです。
ご本人が実践し、証明された言葉だけに重みがあります。
これらの言葉は勿論、御著者の考え、勝負観や死生観、そして御本人、またはご本人を取り巻く諸条件を受け入れたうえで且つ「では勝つために如何に対応するか」を思考錯誤した末に産まれた言葉なのだと私は考えています。
では私達が先達の言葉を読むとき、これらのヒントを いかに自分達の諸条件に当てはめて考えたらよいのでしょう。
果たして自分は 闘う相手と比べて 若いのか、おじさんなのか。力があるのか無いのか。立ち技が出来るのか、立ち技は苦手なのか。
では関節技が得意なのか、そうでないのか。バランスが良いのか悪いのか。スピードがあるのか無いのか。
スタミナがあるのか無いのか。経験があるのか無いのか。ルールを熟知しているのかいないのか。怪我をしているのか、いないのか。
練習を充分してきたのか、していないのか。
恐らく大抵の相手はジャケットを掴みに来るが、自分は同じようにジャケットを掴むべきか 掴まざるべきか。相手の指の力か、自分の腕を絡める力か。
・・・多分、どれも分が悪い。でも勝たなければならない。ではどうすべきか。
そんな思考と実践の繰り返しの中、産まれたのが あの技 なのではないでしょうか。
日本中のおじさまサンビスト達はじめ、「勝つ為に今の自分には何が必要なのか」を考え、模索している皆さんにとって大変有難いお手本なのでは、と感じております。
さて皆さんはどうお考えになるでしょうか。
というわけで本日練習に参加されたおじさま達にはまだまだ今後の日本サンビスト達のお手本になって頂く重責がありますよ~ という事で本日のブログを締めさせて頂くこととします。
鈴木康裕選手、鈴木岳男選手、本川選手、丸島選手、今泉選手、 若林選手 上原選手、森田さん、松嶋会長 大変お疲れ様でした。
また一緒に練習しましょう。