2013年3月7日木曜日

2月25日&3月4日練習

 花粉症で目がかゆい季節になって参りました。

皆さんは大丈夫でしょうか。

2月、朝起きぬけにくしゃみが出ると「今年も来たかな・・・?」と嫌な予感が脳裏をよぎります。

その予感は残念ながらほぼ的中します。

何とかならんものかと 毎春 思案しているのですがどなたか良い改善策をご存じないでしょうか。

さて 2月25日3月4日とそれぞれ関節技術、投げ技を練習しました。

これまでも幾度か書かせて頂きましたがサンボは寝技・関節技ではその流れに整合性を

求められます。 最短で極めに向かう形に持って行かなければせっかく相手を崩せても容赦なく

両者スタンド状態に戻されてしまいます。 

投げと関節技術、さらに言えば 投げた後の状態もしくは両者崩れた状態からその次に繋げる

関節技術を一連の動作の中で繰り出せるように稽古する事が大事でしょう。

投げでチースタ(一本)を取れないような場合でもその後に即応する関節技術があれば問題無し。

綺麗に投げてから流れるように関節技で一本も勿論OK。

逆に不完全な投げ技・立ち技で相手を油断させて次第に自分の極めの流れに誘導する・・・など

も戦術として充分成り立つでしょう。むしろ高等戦術とも言えるのではないでしょうか。

例えば下記はよくあるパターンからの関節技術への移行ですね。

「自分の内股は何回掛けてもまったく効かない・・・それなら相手が耐えているその状態から関節技

への流れにもっていけないだろうか・・。」

「自分のタックルはいつも相手に潰される・・・それなら潰され方のパターンに合った関節技へもっ

ていけないだろうか」

「この選手はほぼ背中を掴んでくるなぁ・・・じゃあ 取られた形から態勢を崩してみて、そこから

取れる関節技への流れを作ってみようか・・・」

「この選手は大外刈り得意なんだよなぁ・・・。ならこちらから誘発してその後の形から取れそうな

関節技に持って行けないかなぁ・・・」

組み合わせ(考え方の転換)はこのように幾通りもあるのですね。 

このような戦術を各々が自由に考え得る可能性を秘めているのもサンボの大きな魅力の

一つとも言えるでしょう。

そしてその独創性の先に勝利が待っているのは歴史の証明するところですね。

根気よく練習を続けて是非みなさんのオリジナルテクニックを編み出して欲しいとものと思います。


と言う訳で3月17日(日)に第2回目となる不定期合同強化練習会を行います。

技術の講習や研究の時間、スパーリングの時間もしっかり取ります。

もちろん休憩も自由に取って頂いて結構です。

やる気が漲っていて仕方がない方は午前中からマットで体を動かせます。

万障お繰り合わせの上 是非皆様ご参加くださいませ。

春も一緒にサンボで汗を流しましょう。

お待ちしております。


2週に渡り練習に参加して下さった皆さん

斎藤選手 丸島選手 上原忠博選手 小倉選手 清水選手 鈴木岳男選手 犬飼選手

郁斗君 上原選手 森田さん 松嶋会長

大変お疲れ様でした。またみんなで練習しましょう。