先週が祝日でしたので2週ぶりの練習になった18日。
ウォーミングアップからマット運動、ブリッジ、振り回し等補強少々からスタート。
技術練習では投げ込みを10分程度、そして各関節技術へ。
関節技術はアキレスへの攻撃を稽古しましたね。
固定から 接触面の角度、両者の態勢・・・。 意識する事が多いですが極まり出すと関節技は
面白いものです。根気よく気長に練習を続けて参りましょう。
投げ込み練習は実際に人間を投げる時の体力や感覚(体の使い方や、相手の反応、自分の体重
移動や平衡感覚の変化等も含む)を養うのに大変効果的な練習だと思います。
投げる方も投げられる方も緩慢として行なうのではなく 「これは技術としてどうか」
「受身は大丈夫か」など考えながら稽古を積んでいく事が大切でしょう。
また、投げの練習で 「打ち込み練習」も 必要だと思われる方は是非研究して実践されれば
よいかと考えます。
有効な練習方法はどんどん各自採り入れて取捨選択し、自分が上達する為の手段を模索して
いって欲しいと思います。
ただ、一方で「サンボでは打ち込みはやらないよ~」 や 「〇〇ではUchikomi はやらないよ~」
といった声があるのは私も存じております。
サンボ強豪国では所謂「打ち込み(Uchikomi)」を殆どやらない処が確かに存在します。
(採り入れている処もあるのですけどね。)
日本で「これ意味あるのかな~?」と感じる打ち込み練習というものを経験したことが私にも
あります。
この「打ち込み」という反復練習の本来の在り方と現実との乖離を考えた時、確かに見る人に
よっては奇異に映っても仕方がない光景はあり得ると思えます。
しかし かといってそれが全く意味の無いものでもなければ、全てでもない。
「打ち込みは意味が無い」というレッテルを貼ってしまう前に 本人がその方法で上達するか
どうか、選手本人が投げ込みをせずその方法で何を意識して練習しているのかを考え、
見極めるのが先と言えないでしょうか。
サンボで打ち込みが意味が無いのではなく、あくまで、形骸化した打ち込み練習が持つ意味は
極めて希薄だという事なのではないでしょうか。
消化するだけの意識(内容)に対する警鐘にも似たアンチテーゼに聞こえるのですね。
実戦を想像し課題を持った打ち込み練習はむしろ大変有効なのではないかと考える訳です。
諸先生方、如何でしょうか。
と言う訳で 周囲はどうあれ 当会では皆様方が練習に採り入れても一向に構わないと考える
次第であります。
さて 技術練習の後はスパーリングに。
おじさんビストが過半数を占める当会は現在 一本のスパーの時間を若干(?)短めに
しております(人のせいにしておりますがほぼ私のスタミナの都合ですな)。
それでも 試合が近い、今日は時間を長めにスパーをしたい、連続でやりたい等の
ご事情 ご希望は遠慮なく仰って下さいませ。 私以外で対応させて頂きます。
さて 来月 3月17日(日)、川口レスリング連盟では第2回目となる 不定期合同練習会を開催
致します。 詳しい内容はまた改めて当HPにてお知らせさせて頂きます。
前回御参加下さった方々 またお待ちしております。
前回参加出来なかった方々 今度こそお待ちしております。
打ち上げだけ参加したいという方々 貴方こそお待ちしております:D !
月曜日 練習に参加して下さった
清水選手 齋藤選手 本川選手 犬飼選手 鈴木康裕選手 鈴木岳男選手 丸島選手
齋藤光昭選手 森田さん 上原選手 松嶋会長
大変お疲れ様でした。 また一緒に練習しましょう。